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民衆の歌の英語歌詞を和訳!レミゼラブルの名曲を解説〜Do you hear the people sing?〜

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帝国劇場建て替え前最後の公演、ミュージカル「レミゼラブル」は絶対に観にいく!だから、事前に元の英語の歌詞の意味も知りたい!

だけど、英語の歌詞を自分で調べるのって結構めんどくさいですよね。

この記事を読めば、歌詞の意味を理解するだけじゃなくて、単語の意味や話の流れまで解説するので、より深く理解ができます

今回はミュージカルレミゼラブルの中から、「民衆の歌」を紹介します。

しごでき
しごでき
サッカーJリーグ 横浜Fマリノスの選手入場歌としても親しまれていますね!

私は高校生の時に公開された映画を見た時からレミゼにハマってしまい、ミュージカル好きな友達とカラオケに行ったら100%歌うほど、民衆の歌が大好きです。

そんな私が情熱を持って歌詞を解説します!

「民衆の歌」の英語歌詞を和訳

出典:Belen Duarte(

それでは早速歌詞を解説していきます!

作詞:Herbert Kretzmer

自分たちが行動することを決意する。


カフェに集まって政治集会を行う学生たちのところへ、革命を支持していたラマルク将軍の死の知らせが入る。

彼らは、自分たちが立ち上がることを決意する。

アンジョルラス:
Do you hear the people sing?
Singing a song of angry men?
It is the music of a people
Who will not be slaves again
When the beating of your heart
Echoes the beating of the drums
There is a life about to start
When tomorrow comes

お前らは人々が歌うのを聴いたか?
怒った人々が歌うのを。
もう2度と奴隷にはならない人々の音楽を。
あなたの心臓の鼓動によって
ドラムのビートがこだまする
明日が来た時人生が始まる。

リーダーのアンジョルラスが静かに語り始めます。

人々が怒っていることを、強い意志を持っていることを、みんなに問いかけます。

日本語訳詞では「戦うものの歌が聞こえるか」と訳されますが、英語の歌詞では「angry men(怒った人々)」だったり「people who will not be slave again(もう2度と奴隷にはならない人々)」だったり、より具体的に表現されています。

コンブフェール:
Will you join in our crusade?
Who will be strong and stand with me?
Beyond the barricade
Is there a world you long to see?

お前は我々の革命に加わるのか?
強く私の隣に立つのは誰だ?
バリケードの向こうに、お前がずっと見たかった世界がある。

クールフェラック:
Then join in the fight
That will give you the right to be free!

自由になるための権利を勝ち取るための戦いに加わろう!

そこに追随する形で、二人が主張します。
理想のために戦いを起こそう!みんなもついて行こう!といった内容になっています。

単語サポート

crusade:革命
long to~:〜することを切望する

学生たち:
Do you hear the people sing?
Singing a song of angry men?
It is the music of a people
Who will not be slaves again
When the beating of your heart
Echoes the beating of the drums
There is a life about to start
When tomorrow comes!

アンジョルラスがはじめに歌った問いかけをみんなで歌いながら、学生たちが動き出します。

民衆に革命を呼びかける


ここでシーンが変わって、中心メンバーの一人のフイイーが民衆に語りかけます。

フイイー:
Will you give all you can give
So that our banner may advance?
Some will fall and some will live
Will you stand up and take your chance?
The blood of the martyrs
Will water the meadows of France!

お前が与えられる全てを与えるのか?
我々の信条を前進させるために。
いくつかの意思は落ち、いくつかは生き残る。
お前は立ち上がってチャンスをつかむつもりはあるのか?
殉職者の血がフランスの草地の水となるのだ。

自由を勝ち取るために、犠牲を覚悟で立ち向かおうという強い意志を感じる歌詞です。

日本語訳では、犠牲があっても戦うぞ!という内容だけになっていますが、英語の歌詞だと、自分たちの信条を押し通すために立ちあがろう!という前向きな感じがします。

単語サポート

banner:横断幕、信条・大義名分
will:意思
martyrs:殉職者
meadows:草地

民衆:
Do you hear the people sing?
Singing a song of angry men?
It is the music of a people
Who will not be slaves again
When the beating of your heart
Echoes the beating of the drums
There is a life about to start
When tomorrow comes!

フイイーの呼びかけで民衆を巻き込んでの一体となって行進を始めます。

この有名なフレーズは3回繰り返されますが、初めはアンジョルラス一人、2回目は学生だけ、3回目は民衆を巻き込んでとどんどん規模が大きくなっていく様子がとても面白い作りになっています。

劇場に観にいこう!


今回は、ミュージカル「レミゼラブル」より、民衆の歌の歌詞の解説を行いました。

これまでなんとなく聴いたことはあったけど、英語の歌詞の意味までは知らなかったという人も多かったのではないでしょうか。

大迫力のシーンですので、ぜひ、帝国劇場が閉館する前の最後のチャンスに、舞台を観に行ってみてはいかがでしょうか?

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英会話の経験ゼロから突然の海外出張を、オンライン英会話で乗り切った会社員