英語ネイティブと会話やチャットをしていて、一人に対してtheyを使っていて違和感を感じたことはありませんか?
三人称単数はHeかSheって中学生の時に習ったけど、違うの!?
私が言語交換アプリで実際に英語ネイティブのアメリカ人と話して知った、新しいTheyの使い方を紹介します!
一人に対してTheyを使われた実体験
Hello Talkという言語交換アプリを使って実際にオフラインで会おうと約束をしていました。
彼女は、サンクスギビングの休暇で日本に来ていて、浅草に泊まっているみたいです。
こちらは、せっかくだし食べたいもの一緒に食べに行こうよ!ということで、会う約束をしているところです。
日本で何食べたい?
たこ焼きとラーメンを食べたい!めっちゃ恋しいわ〜
ラーメン屋さんだったら、好きなラーメン屋が北千住にあったのでそこに行こうと誘いました!
オッケー!じゃあ、7時に会おう!
(ちょっと友達に予定ないか確認させて!今シャワー浴びてるから確認して連絡するね!)
(友達も一緒に行ってもいい?ラーメン食べてみたいんだって!)
もちろん!だけど何人でくる?このラーメン屋さん小さいし、ちょっと並ぶかも
一人だよ!
確かに、「Friends」じゃなくて、「Friend」って言ってたから一人なんだろうけど、なんで一人に対してTheyって使うんだろう?
実際に会って話を聞いていたら意外な理由がわかりました。
ノンバイナリーの代名詞としてのThey
実際に友達に会って話を聞いていると、一緒に来ている友達は、生物学的には男性だけど、ノンバイナリーという性自認でした。
男性・女性というジェンダー感に当てはまらない性別の認識のこと。どちらの性別の人を愛するかという視点ではなく、性自認にフォーカスした考え方。
そのような性自認の人に対して、He または Sheを使うことで、男性か女性かを限定したくない。
そんな時に、三人称単数であってもTheyを使うことで、男性・女性に限定せずに話をすることができます。
三単現の「s」はつける?つけない?
結論、単数で使う場合であっても、三単現(3人称・単数・現在形)の「s」は不要。be動詞は、「are」や「were」を使います。
つまり、通常の複数形として使う時と全く同じように使います。
三単現の動詞には「s」をつけるって中学生の頃に習った。複数形と全く見分けがつかないじゃないか!とお思いのあなた。
気持ちよくわかります。
だけど、そういうものだと割り切って、文脈で意味を理解するようにしてみてください。
これで突然使われても大丈夫!
今回はTheyを三人称・単数で使うパターンがあることをご紹介しました。
文法的には、複数形と全く同じため戸惑うこともあるかもしれませんが、この記事を読んで納得してもらえたと思います。
ぜひ、ネイティブと積極的にコミュニケーションをとって、英語をメキメキ上達させていきましょう!