ディズニー映画のアラジンでダイヤの原石っていう単語がよく出てきますが、英語でなんていうかわかりますか?
こういうイディオムって、自分で調べるのはめんどうだし、どんな時に使うかのイメージもつきにくいですよね。
でも、洋楽・洋画・ミュージカルなど、英語コンテンツの文脈の中で使われている例を見ることで、ただ辞書を引いて意味を調べるよりも100倍理解が深まります。
このブログでは、洋画や洋楽、ミュージカルから学べる英単語や会話フレーズの解説、そして曲の紹介をしています。
ダイヤの原石って英語で何ていうの?
単語の基本情報
Diamond in the rough
意味:ダイヤの原石、磨いていないダイヤモンド
そこから転じて、
- ぶっきらぼうだが根は親切な人
- 荒削りだがすぐれた素質をもった人
といった人の例えでも使われます。
英英辞典での意味
a person who is kinder and more pleasant than they seem to be from their appearance and manner
Cambridge Dictionaryより
英英辞典を見てみると、「見た目や態度から想像するよりも、親切で感じの良い人」という説明がされており、①に近い意味ですね。
ディズニー映画「アラジン」の文脈では?
ディズニー映画アラジンでは、物語の冒頭で、悪役の大臣・ジャファーが魔法のランプを求めて、Cave of wander(魔法の洞窟)に向かいますが、ここで魔法の洞窟はこう言います。
Only one may enter here
One whose worth lies far within
A diamond in the rough!中に入れるのはただ一人、その価値をずっと内に秘める人、ダイヤの原石だけだ!
映画「アラジン」より
魔法の洞窟は、Diamond in the roughのことを
「One whose worth lies far within」(直訳:その価値をずっと内に秘める人)
と表現しています。
「One whose worth lies far within」の映画での日本語訳は、、、
- 心が美しいもの(2019年 実写版)
- 貧しくとも清い心の持ち主(1992年 アニメ版)
これでバッチリ!
今回は、「ダイヤの原石」は「Diamond in the rough」と表現することを、アラジン(ディズニー)の映画のセリフやミュージカルの歌詞を使いながら解説してきました。
どのような意味を持つのか、また、どのような人のことを指すのかイメージができたと思います。
ぜひ、実際に映画を見て、よりイメージを確実なものにしてみてください。
映画「アラジン」は1992年のアニメ版、2019年の実写版どちらもディズニープラスで見ることができますので、まずは月額プランで登録してみるのはいかがでしょうか?